こんにちは、元エステティシャンのMです。
日焼け止め、1年中塗っていますか? 日焼け止めは、夏だけのものではありません。12月・1月は紫外線量こそ少ないものの、太陽がのぼっている限り、紫外線は一年中降り注いでいます。
そして紫外線は、赤ちゃんの頃からジワジワと、皮膚にダメージを蓄積していきます。同じ生活でも、日々のUV対策で、10年後・20年後の肌は大きく変わります。紫外線の基本から、元エステが選ぶ日焼け止め、そして肌に負担をかけない落とし方まで解説します。
紫外線とは|UVAとUVB
普段見えている光は「可視光線」。それより波長が短く、目に見えないものが「紫外線」です。肌に関わるのは、UVAとUVBの2種類。SPFはUVBを防ぐ指標、PAはUVAを防ぐ指標です。

UVB|皮膚の表面に作用する
- エネルギーが強い:波長が短く、皮膚や眼への影響が大きいです。
- 日焼け(サンバーン)の主な原因:表皮に強く作用し、赤くヒリヒリする日焼けを引き起こします。長期的には皮膚がんのリスクにも関わります。
- 季節・時間で変動:夏や日中(午前10時〜午後2時)に強く、冬や朝夕は弱まります。
UVA|肌の奥まで届く
- 地表に届く紫外線の約95%:ガラスや雲も通り抜けます。
- 真皮まで到達:コラーゲンやエラスチンにダメージを与え、しわ・たるみといった光老化の原因になります。
- 一年中降り注ぐ:季節や時間帯による変化が少なく、冬でも対策が必要です。
UVBは表面、UVAは奥。それぞれダメージを与える場所が違うので、両方を同時に防ぐ必要があります。
SPFとPAとは?|数値は高ければいいわけではない

SPFは、UVBを防ぐ数値です。「1」で約20分、肌が赤くなり始めるのを遅らせる目安(個人差あり)。たとえばSPF30なら、約10時間ほど遅らせる計算になります。PAは、UVAを防ぐ数値を「+」で表し、最大は「++++」です。
通勤・買い物・散歩など日常なら、SPF20・PA++程度でも十分です。数値が高いほど肌への負担も増えやすいので、シーンに合わせて選ぶのが賢い使い方。とはいえ、レジャーや長時間の外出には、高めの数値が安心です。
紫外線吸収剤と散乱剤の違い
日焼け止めの成分は、大きく2タイプに分かれます。
- 紫外線吸収剤:肌表面で紫外線を吸収し、熱などに変換して防ぎます。白浮きせず使用感が軽く、数値の高い製品に多く使われます。
- 紫外線散乱剤:パウダーが肌を覆い、紫外線を反射・散乱させて防ぎます。肌への負担は軽めですが、白浮きしやすいのが難点です。
【最重要】日焼け止めは「塗り方」で決まる

どんなに高機能な日焼け止めでも、塗り方が不十分だと本来の効果が出ません。SPF値は「肌1平方cmに2mg」塗ったときの数値。薄くのばしすぎると、表示より効果が下がってしまいます。規定量は、顔全体で500円玉くらい。意外と多いんです。
そして、いちばん肝心なのが「塗り直し」です。顔はSPF効果のある下地やパウダーでメイク直しを、体は2〜3時間を目安に塗り直しましょう。これで、効果を保ちながら1日を過ごせます。
元エステの最推し日焼け止め|ビオレ アスリズム プロテクトエッセンス
数ある日焼け止めの中で、私がいちばんおすすめしているのが「ビオレ アスリズム プロテクトエッセンス」です。
- SPF50+・PA++++:紫外線をしっかり防ぐ、最高クラスの数値。
- 汗・水・皮脂に強い:アウトドアや、汗をかく季節でも崩れにくい設計。
- みずみずしい使用感:しっかりした日焼け止めなのに、重くなりすぎず、下地としても使いやすいです。
「防御力の高さ」と「使い心地の良さ」を両立している点が、元エステとして信頼できるポイントです。レジャーはもちろん、崩れが気になる方の毎日使いにも向いています。
しっかり日焼け止めは「落とし方」も大事|引き算で肌にやさしく
ここが、意外と見落とされがちなポイントです。アスリズムのように汗・水に強い日焼け止めは、その分しっかり密着します。それを落とそうと、洗浄力の強いクレンジングでゴシゴシこすると、肌に必要なうるおいまで奪われ、乾燥や肌荒れの原因に。「守る」ことと同じくらい、「やさしく落とす」ことが大切です。
私のおすすめは、ホホバオイルを使ったオイル洗顔。この落とし方なら、しっかりした日焼け止めでも、肌に負担をかけずにするりと落とせて、洗い上がりもつっぱりません。油分で浮かせて、こすらず落とす——引き算の発想です。
※ホホバオイルには、市場に「未精製のゴールデンホホバオイル」も出回っていますが、こちらは酸化しやすいため、洗顔に毎日使うにはあまり向きません。精製された無印良品のホホバオイル(透明タイプ)のほうが、酸化しにくく扱いやすいのでおすすめです。
クレンジングオイルではないので気をつけて。
オイル洗顔の詳しいやり方(手順・こすらないコツ・肌質別のオイル選び)は、こちらにまとめています。
仕上げは「泡洗顔」でやさしく
オイル洗顔のあと、ぬるつきが気になるときは、泡でやさしく仕上げます。ドラコスなら、薬用(医薬部外品)で肌荒れを防ぐ「キュレルの泡洗顔」。最初から泡で出てくるので摩擦をかけにくく、乾燥しがちな肌にも使いやすいです。「油分でやさしく落として、泡で仕上げる」
私はクレンジングの後ほとんど泡洗顔しませんが、朝は洗顔をします。
ズボラなので泡で出てくるタイプをチョイス。
この洗顔料はきめ細かい泡で出てくるので摩擦をかけにくく、泡をのせてるだけでいいので時短ケアできてありがたいです。
日焼け止めのあとは「保湿」も忘れずに
紫外線を防いだら、うるおいのケアもセットで。紫外線を浴びた肌や、日焼け止め・洗顔のあとの肌は、乾燥しがちです。乾燥は、しわ・毛穴の目立ちなど、あらゆる悩みにつながります。敏感に傾いた肌の化粧水選びは、こちらを参考にしてみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 冬も日焼け止めは必要?
必要です。特にUVAは一年中降り注ぎ、しわ・たるみなどの光老化に関わります。冬でも、日常使いの日焼け止めを続けましょう。
Q. SPFは高いほどいい?
本来、日常なら高すぎる数値は不要ですが、近頃酷暑日が多く尋常じゃない暑さです。数値と合わせて汗で落ちにくい処方を気にしましょう。肌への負担も増えがちなので、丁寧に優しく落とす方法を。
Q. 日焼け止めは、普通の洗顔だけで落ちる?
汗・水に強いタイプは、洗顔料だけでは落としきれないことがあります。オイル洗顔などでやさしく浮かせてから、泡で仕上げると、肌に負担をかけずに落とせます。
まとめ|「守る・やさしく落とす・うるおす」の3ステップ
紫外線対策で大切なのは、次の3つです。
- 守る:UVAもUVBも防ぐ日焼け止めを、たっぷり塗って塗り直す
- やさしく落とす:こすらず、油分で浮かせて負担なくオフ
- うるおす:乾燥させないよう、保湿もセットで
塗るだけで終わりにせず、落とし方・うるおいまでを1セットに。この積み重ねが、10年後の肌を守ります。



