こんにちは、michiです!
芸能人やモデルさんは毎日水を2リットル飲んでいる。
健康のためには水分をたくさんとった方がいい。
そんな話を聞きませんか?
私も若い時は良かれと思って2リットルの水を飲んでいました。
でも体質が変わるどころかむくみは前よりひどくなるし、トイレが近くなってるだけのような……
そこで、正しい「美容的水分の摂り方」をご紹介したいと思います!
この記事はこんな人におすすめ
・自分が飲むべき水分量が知りたい
・水分補給のベストタイミングは?
・水を飲みすぎるとどうなるの?
水毒の危険!水2リットルは飲みすぎ?!
じつは、食事とは別に水分を2リットル以上飲むのは、体にとって「毒」になる場合があります。
モデルさんやインフルエンサーの真似をして水を飲んでいる人は注意が必要です!
朝起きてから夜寝るまでに、たくさん汗をかくことがない人で水分を2リットル摂ってる人はいますぐ見直してください。
水毒とは
「水毒」は東洋医学の用語です。
体に溜まった水分がうまく出されないことで起こる不調のことを言います。摂り過ぎた水分は、体のいちばん弱いところに溜まります。関節痛や鼻炎が悪化する人も。主な症状は免疫力が下がったり、内臓の機能が低下することで以下のような症状が出ます。
- 血行不良
- 冷え性
- むくみ
- 頭痛
- めまい
- 頻尿
- 膀胱炎
- 下痢
水毒セルフチェック
水をたくさん飲むのが習慣になっている人はこのセルフチェックをしてみてください。
1:手足がむくみやすい
2:夏でも手足が冷える
3:お腹を壊しやすい
4:お腹をさわるとぽちゃぽちゃしている、冷たい
5:日中トイレの回数が少ない
6:しっかり寝てもだるさが取れない
7:舌に歯の跡がついている
8:よくお酒を飲む
9:めまいや立ちくらみが多い
10:体重のわりに太って見える
11:気分が落ち込みやすい
5個以上当てはまる場合は「水毒」の可能性があります💦
私が水分を多く摂っていた時期は、1,4,6,8,9,10に当てはまっていました💦
なぜモデルなどは2リットル飲んでも大丈夫なの?
ではなぜ芸能人やモデルさんが2リットル、3リットルの水分を摂っているのか。
答えは簡単です。
運動をしているから~(チコちゃん風)
たくさんの水分を摂っていても水毒どころか健康で美しい肌や体型を保っているのは、
単に飲んだ分、汗をかいて出しているからです。
どんなに忙しく働いていても、汗をかけない環境では飲んだものは溜まるだけ。
週に3回ほどジムに通ったり、休みの日にたっぷり運動をするなら飲んでOK。
毎日仕事と家の往復。
運動は通勤やスーパーの中を歩くくらいの人……
有名人の真似をして2リットルも水を飲んでいたら大変です!
普段の運動量とのバランスを考えましょう!
1日に必要な水分量とは
1日に必要な最低水分量は体重1㎏に対して30~40㎖と言われています。
(30歳未満は40㎖、30~55歳は35㎖、56歳以上は30㎖)
30歳女性で50㎏なら50×35=1750つまり1.75ℓ必要です。
1日に出ていく水分量
1日にどれだけの水分が出ていくかで、必要な量が見えてきます。
- 呼吸=400㎖
- 皮膚=600㎖
- 尿や便=1300㎖
合計すると1日で2.3ℓの水分が失われています。
1日に補うべき量
3食きちんと食べていれば800㎖~1ℓは摂れると言われています。
お米や野菜、お味噌汁やスープは水分多めですが、パンやお肉は水分量が少ないので水分の多めな1品を足してください。
また、体内でも0.3ℓ作られる水分があります。
800~1ℓ+300㎖=1.1ℓ~1.3ℓは普通の生活で補える。
つまり1日に補給する量は1ℓほどです。
(30歳50㎏の場合)健康維持のためには最低で450㎖~650㎖補給すればいいということです。
運動もしていない人が1日2リットルは飲みすぎなのがお分かりいただけますよね?
水分補給のベストタイミング
体が1度に吸収できる水分は200㎖ほど。
がぶ飲みしても尿として出てしまいます。
さきほどの計算で出した残りの水分量をどのように摂るか。
とてもシンプル。
寝起きに200㎖(白湯なら内臓を温められて尚おすすめ)
(この間+500㎖を小分けに)
入浴前後に100㎖ずつ
寝る前に100㎖
1日で最低500㎖のペットボトルの水を飲み干すと考えれば簡単です!(30歳で50㎏の女性の場合ですよ)
もう+500㎖なら範囲内です。
ライフスタイルによって水分補給のタイミングはそれぞれだと思います。
仕事をしていればトイレのことを気にして水分を摂れない人だっていると思います。
でもこの3つのタイミングは飲みやすいし続けやすいと思いませんか?
正しく水分を摂ると何がいいのか
体の50~60%は水分です。(女性だと50~55%、男性は60%)
多すぎる水分は「毒」ですが、適切な水分の補給はどうからだにいいのか知っていますか?
健康
水分が不足すると、心臓や腎臓などの疾患のリスクが上がります。
他にも新陳代謝が悪くなります。
美容
体内の水分が減ると当然末端の細胞である皮膚から乾燥していきます。
先ほどの寝起き・入浴前後・寝る前のタイミング以外で、500㎖を小分けに飲むことで、肌や髪に潤いを与え、代謝を良くし痩せやすくなります。
水の種類
軟水:日本の水道水の95%がこっち。ミネラルは少ないですが、胃腸への負担が軽いので赤ちゃんやこどもに優しい。余談、日本茶にはこちら。
硬水:ミネラルが多いので便秘解消に良いですが、飲み過ぎは下痢になる。余談、紅茶に合う。
炭酸水:血行促進、デトックスに。
アルカリイオン水:整水器で電気分解された水。胃腸の働きを整えると言われています。
!!注意点!!
気温が高い日
熱中症の危険があるので、気温が高い日はこまめに水分を摂らなければいけません!
のどが渇く前にコップ1杯飲みましょう!
スポーツをしている人
運動する場合は前後で必ず水分を摂りましょう。塩分と糖分も一緒に摂ると、汗で失ったミネラルも補給できます。
乳幼児や小学生
大人よりも小さい体で運動量が多い小学生は、体重1㎏に対し60㎖~80㎖必要です。
24㎏の子なら1.8ℓ。飲料水で半分を摂りましょう。
赤ちゃんは母乳やミルクを飲んでいるので、飲みが悪くならないようにお茶などの量は気を付けて。
高齢者
体重に対して×30㎖の水分が必要です。
食べる量が減りがちなので、水分不足になりやすいです。
まとめ
スポーツ選手や汗が流れるほどの運動をしている人、真夏以外では水を2リットルは過剰です。
よかれと思って飲んだ水が「毒」になっては意味がないですよね。
憧れから間違った情報を信じてしまわないようにしましょう。
私もこれといって運動をしているわけではないので、水を飲むのは寝起き・食前・入浴前後・寝る前に絞りました。
それ以外はコーヒーも飲みますよ。
なんでもバランスですよ。スキンケアも健康も、やりすぎはよくない。
水以外でも水分にカウントはされますが、ジュースは糖分が含まれますし、お酒も糖質があります。
アルコールもコーヒーも利尿作用が働き、余計に水分を摂らなくてはいけなくなるのでほどほどに。
飲み過ぎ注意です!
水毒に気を付けながら、適量を守って水分補給をしていきましょう!