こんにちは!
化粧水は「たくさんつけるほど肌に良い」と思われがちですが、
実は 肌が吸収できる水分量には限界 があります。
エステで多くの肌を見てきましたが、
化粧水を重ねすぎることで、かえって乾燥や肌荒れを招いているケースも少なくありません。

この記事は・・・
- 化粧水のつけすぎNGの理由
- 肌が吸収できる水分量の考え方
- 正しい量とつけ方
を、できるだけわかりやすく解説します!
化粧水はつけすぎても意味がない?【結論】
結論:化粧水は、つけすぎても効果は高まりません。
理由はシンプルで、
肌(角質層)が保持できる水分量には限界があるからです。
一定量を超えた水分は
- 肌に浸透しない
- 表面に残って蒸発する
- 逆に乾燥を招く
といった状態になります。
肌が吸収できる水分量の限界とは
肌の一番外側にある「角質層」は、
ラップのように水分を閉じ込める構造ではありません。
🔹 ポイント
- 水分を抱え込める量は限られている
- 余分な水分は蒸発する
- 蒸発時に、肌内部の水分も一緒に奪われる
つまり、
「たくさん=うるおう」ではない のです。
表皮の薄さは0.2ミリ

表皮は、手で触れられる皮膚の表面です。
厚みは0.2ミリほどしかありません。
よく耳にするコラーゲンという組織は、さらに下の「真皮」という組織の一部です。
ほとんどの化粧品は、表皮のうち
「角質層」までしか浸透しないものがほとんどなんです。
ごくごく上のほうだけなんです。
しかも、「角質」というのはいわゆる「アカ」となって剥がれる部分。
細胞が分裂を繰り返し、押し上げられてできた層になります。
つまり「死んだ細胞」
そこにがんばって化粧品を塗っているんです。
さらに、水分を通しにくい性質をもっています。
お風呂に浸かっていてふやけることはあっても、水を吸収しすぎて体がふくらむことはありませんよね?
それが「バリア機能」です。これが働いているからこそ、肌機能が正常な人はアレルギーなども起こさず過ごせているんです。
つまり、バリアが張ってある以上、普通にスキンケアしていて成分が奥まで浸透していくことはほとんどありません。
*美容液や乳液などの油分を含む成分はまた別です。
*分子量が小さい成分が角質層より浸透する場合もあります。
化粧水の正しい量とつけ方【基本】
先に説明した通り、角質が保水できる量は限界があります。
いったい適量はどれくらいなのでしょうか?
化粧水の適量はどれくらい?
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目安は500円玉大
これは「肌全体に均一に行き渡る量」です。
- 少なすぎ → ムラになる
- 多すぎ → 浸透しない・蒸発
かといって500円玉大の量って意外とあるのでこぼれがち(笑)
1回で付けようにもムラになりやすいので、2回に分けて500円玉大の量をつけるといいです!
化粧水はそもそもほとんどが水分です。
そして細胞の重なりが作り出す角質層ですが、その細胞同士の間は脂質成分で構成されています。
「細胞間脂質」と呼ばれるものです。
死んだ細胞をレンガとして、レンガ同士をくっつけるセメント役が「細胞間脂質」だと想像しやすいでしょうか。
細胞間脂質は、セラミド・コレステロール・脂肪酸でできています。
死んだ細胞に水分を与えすぎるよりも、
セラミドなど、肌に必要な油分を与えるステップに移りましょう。
化粧水をつけすぎるとどうなる?
先ほども例えに出しましたが、お風呂にずっとつかってると皮膚ってどうなります?
特に指先がわかりやすいと思います。
ふやけますよね?
ふやけた指先の皮って、剥けやすくないですか?
水分を吸いすぎた角質は、ダメージにとても弱いんです。
🔹 角質がふやける
→ バリア機能が乱れる
🔹 蒸発で乾燥する
→ インナードライの原因
🔹 肌トラブルが増える
→ かゆみ・赤み・ごわつき
特に 敏感肌・乾燥肌の人ほど逆効果 になりやすいです。
人によっては過剰ケアが合ってる方もいらっしゃいますけど、肌荒れ治らないなら今すぐやめましょう。
保湿の本質は「水分+油分」
化粧水は「水分補給」。
でも、それだけでは不十分です。
乳液・クリームの役割
- 水分の蒸発を防ぐ
- 肌を柔らかく保つ
- バリア機能をサポート
化粧水 → 乳液(orクリーム)
この順番は必須です。
よくある質問
よく聞かれた質問です
Q. 化粧水は何回つければいい?
→ 基本は 1〜2回で十分。
Q. コットンと手、どちらがいい?
→ 敏感肌・乾燥肌は「手」がおすすめ。
Q. ベタつくのに乾燥するのはなぜ?
→ 化粧水過多で蒸発している可能性があります。
【手でつけるメリット】![]()
- 手で触れて肌の状態を確認できる
- 量の加減ができる
【手でつけるデメリット】
- サラサラ系は手からこぼれやすい
- 塗りムラができる
【コットンのメリット】![]()
- まんべんなくつけられる
【コットンのデメリット】
- 摩擦で肌にダメージを与える
- 適量以上に量を使う
手で実際に触れることの意味はとても大きいです。
乾燥具合、角質のたまり具合、ザラザラ感だったり、ゴワついていたり……
日によって状態に変化があるのを、コットンを通してだと分かりません。
手でこぼれるのは、少量づつにすれば防げます。
化粧水は手でのせるようにつけましょう
(皮ふがのびるようにすり込むのはNGです!)
⇩君島十和子さんの化粧水の付け方ですが、全く皮ふにゆがみの出ない塗り方をされているので参考にしてみてください!読むより見る方が分かりやすいかと!
まとめ
体の機能や構造によって、不必要なものは入っていきません。
- 化粧水はつけすぎても意味がない
- 肌が吸収できる水分量には限界がある
- 適量は500円玉大
- 重ねすぎより「正しい量+油分」が大切
正しく使うことが、いちばんの近道です。
経皮吸収という言葉もありますが、分子の大きさによって入るもの入らないものがありますし、体内に入ったとしてもごく微量。
重要なのは水分と油分のバランス。
化粧水の量をむやみに増やすのではなく、適切な量で油分と合わせて使いましょう!
コットンパックやシートマスクも、湿度の高いお風呂場なら10分とか放置してもまだいいですが、部屋の中でしてもコットンやシートはすぐ乾燥して、乾燥したシートの方に肌の水分が吸われていくので逆効果になります。
使い方を間違えるとせっかくの化粧品がもったいないので気を付けましょうね。

SNSよりも自分の感覚を大事にしてほしい。
いくら憧れの人が「これいいよ!」と言っていても、合わないならやめる勇気をもって。


