化粧水のつけすぎは意味がないのにバシャバシャつけてる人の多いこと

オススメまとめ

こんにちは、michiです!

化粧水はつければつけるほど肌が満たされてモチモチになると思っていませんか?

肌の表面、化粧品が浸透できる「表皮」という場所は、蓄えられる水分に限界があります。

その量を超えると、それ以上浸透することがないので、ただ蒸発させているだけに。

適量の化粧水をつけた後は、次のステップに進んだ方がいいんです。

では、実際にどれくらいの化粧水をつければいいのか解説していきまーす!

michi
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この記事はこんな人におすすめ!

・正しい化粧水のつけ方が知りたい

・肌荒れが直らない

・化粧水迷子

表皮の薄さは0.2ミリ

表皮は、手で触れられる皮膚の表面です。

厚みは0.2ミリほどしかありません。

よく耳にするコラーゲンという組織は、さらに下の「真皮」という組織の一部です。

ほとんどの化粧品は、表皮のうち

「角質層」までしか浸透しないものがほとんどなんです。

ごくごく上のほうだけなんです。

しかも、「角質」というのはいわゆる「アカ」となって剥がれる部分。

細胞が分裂を繰り返し、押し上げられてできた層になります。

つまり「死んだ細胞

そこにがんばって化粧品を塗っているんです。

さらに、水分を通しにくい性質をもっています。

お風呂に浸かっていてふやけることはあっても、水を吸収しすぎて体がふくらむことはありませんよね?

それが「バリア機能」です。これが働いているからこそ、肌機能が正常な人はアレルギーなども起こさず過ごせているんです。

つまり、バリアが張ってある以上、普通にスキンケアしていて成分が奥まで浸透していくことはほとんどありません。

*美容液や乳液などの油分を含む成分はまた別です。

正しい化粧水の量はどれくらい?

先に説明した通り、角質が保水できる量は限界があります。

いったい適量はどれくらいなのでしょうか?

商品により差がありますが、大抵手のひらに500円玉大 という説明が多いですね。

500円玉大を1回でも十分です。

かといって500円玉大の量って意外とあるのでこぼれがち(笑)

1回で付けようにもムラになりやすいので、2回に分けて500円玉大の量をつけるといいです!

化粧水はそもそもほとんどが水分です。

そして細胞の重なりが作り出す角質層ですが、その細胞同士の間は脂質成分で構成されています。

細胞間脂質」と呼ばれるものです。

死んだ細胞をレンガ、レンガ同士をくっつけるセメント役が「細胞間脂質」だと想像しやすいでしょうか。

細胞間脂質は、セラミド・コレステロール・脂肪酸でできています。

死んだ細胞に水分を与えすぎるよりも、

セラミドなど、肌に必要な油分を与えるステップに移りましょう。

化粧水をつけすぎたらどうなる?

先ほども例えに出しましたが、お風呂にずっとつかってると皮膚ってどうなります?

特に指先がわかりやすいと思います。

ふやけますよね?

ふやけた指先の皮って、剥けやすくないですか?

水分を吸いすぎた角質は、ダメージにとても弱いんです。

水分バランスが崩れてしまっているし、柔らかくなりすぎてモロい…

よかれと思って「肌がひんやりするまで~」とか「毎日シートマスクしながらスチーマーして~」とSNSを鵜呑みにして過剰なケアを続けた結果が肌荒れです。

たまーに過剰ケアが合ってる方もいらっしゃいますけど、肌荒れ治らないなら今すぐやめましょうね。

手でつける?コットンでつける?

どちらの方法もメリット・デメリットがありますが、手でつける方をおすすめします!

【手でつけるメリット

  • 手で触れて肌の状態を確認できる
  • 量の加減ができる

手でつけるデメリット

  • サラサラ系は手からこぼれやすい
  • 塗りムラができる

【コットンのメリット

  • まんべんなくつけられる

【コットンのデメリット

  • 摩擦で肌にダメージを与える
  • 適量以上に量を使う

手で実際に触れることの意味はとても大きいです。

乾燥具合、角質のたまり具合、ザラザラ感だったり、ゴワついていたり……

日によって状態に変化があるのを、コットンを通してだと分かりません。

手でこぼれるのは、少量づつにすれば防げます。

化粧水は手でのせるようにつけましょう

皮ふがのびるようにすり込むのはNGです!)

⇩君島十和子さんの化粧水の付け方ですが、全く皮ふにゆがみの出ない塗り方をされているので参考にしてみてください!読むより見る方が分かりやすいかと!

まとめ

体の機能や構造によって、不必要なものは入っていきません。

経皮吸収という言葉もありますが、分子の大きさによって入るもの入らないものがありますし、体内に入ったとしてもごく微量。

健康な素肌は水分と油分がバランス良く保たれているので、

化粧水も本来なら必要のないものです。

でも、バランスが乱れた肌には必要です。

重要なのは水分と油分のバランス。

化粧水の量をむやみに増やすのではなく、適切な量で油分と合わせて使いましょう!

コットンパックやシートマスクも、湿度の高いお風呂場なら10分とか放置してもまだいいですが、部屋の中でしてもコットンやシートはすぐ乾燥して、乾燥した方に肌の水分が吸われていくので逆効果になります。

使い方を間違えるとせっかくの化粧品がもったいないので気を付けましょうね。

michi
michi

SNSよりも自分の感覚を大事にしてほしい

いくら憧れの人が「これいいよ!」と言っていても、合わないならやめる勇気をもって

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