毛穴の黒ずみ対策【決定版】

こんにちは、michiです。

毛穴の黒ずみは永遠の課題。

なにを使っても、どんなお手入れでも、毛穴問題が解決しない。

「毛穴レス」や「毛穴が消える」などのうたい文句に釣られて商品を購入したことのある方は大きな勘違いをしています。

毛穴がどういうものなのか、毛穴という存在を深く知ってこそ正しいケアが可能です。

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この記事を読めば、無駄なお金を使わずにクリーンな毛穴を目指せます！

毛穴が消えることなどあり得ない

毛穴（毛包）は、皮膚や体全体にとって重要な役割を果たしています。主な役割は以下の通りです：

皮脂の分泌: 毛穴には皮脂腺があり、皮脂を分泌します。皮脂は皮膚の表面に広がり、皮膚を柔軟に保ち、水分の蒸発を防ぐバリアの役割を果たします。また、皮脂には細菌から肌を守る役割もあります。
体温調節: 毛穴には汗腺も関わっており、汗を分泌して体温を調節します。汗が蒸発することで、体の熱が放出され、体温が下がります。
毛の排出: 毛穴は毛が皮膚表面に出る通路です。毛には皮膚を保護したり、体温調節の一部を担う役割があります。特に頭髪は頭部を紫外線から守ったり、体温を保持するのに役立ちます。
老廃物の排出: 汗や皮脂を通じて、体内の老廃物や不要な物質を排出する役割も担っています。

毛穴は皮膚の健康や全身の機能において重要な役割があります。

化粧品を使った、エステに行った、美容医療を受けた、だからと言って

毛穴がなくなることは

絶対にありません。

なぜ毛穴が目立つのか、詳しくご説明します。

まず、黒い点になる前の「角栓」から知ってほしいです。

角栓とは、古い角質であるタンパク質と皮脂が混ざり合って固まったもの。

固まった角栓の表面が、酸素によって酸化し変色したものが「黒ずみ」です。

平成の頃、剥がすタイプの鼻パックが流行りました。（まだ存在してますが）

毛穴の中に詰まった角栓がシートにびっしりとくっついて、それはそれは楽しいアイテム。

ですが、すっかり綺麗に掃除された毛穴は「皮膚の健康や全身の機能において重要な役割」を果たせなくなるため、急いで充填作業に入ります。

一時的に毛穴がきれいになっても、すぐに埋まってしまうヒトの体の神秘です。

よりしっかりと保護しようとするため、角栓除去前より皮脂分泌が多くなり悪循環になりがち。

根こそぎ取るよりも少しづつ少しづつ取り除き、溜まらせない、酸化させないことが重要なんです。

毛穴の開きは、年齢とともにさまざまな要因によって変化します。以下に年代別の主な原因を説明します。

皮脂分泌の増加: 思春期になるとホルモンバランスが変化し、皮脂の分泌が活発になります。過剰な皮脂が毛穴に詰まると、それが広がり、毛穴が目立ちやすくなります。
ニキビ: 毛穴が詰まると、ニキビができやすくなります。これが毛穴を一時的に広げたり、炎症が原因で毛穴が拡大することがあります。

皮脂と乾燥のバランスの崩れ: 20代は皮脂の分泌がまだ多いものの、肌の水分量が低下し始めます。皮脂が過剰に分泌されることで毛穴が開く一方で、乾燥によって毛穴周囲の肌が硬くなり、毛穴が目立つことがあります。
メイクの影響: 不適切なメイクやクレンジング不足により、毛穴が詰まって開いてしまうことがあります。毛穴を埋めて隠してしまう下地やファンデは今すぐやめましょう。

加齢による肌の弾力低下: 30代になると、コラーゲンやエラスチンの減少により肌の弾力が失われ、毛穴がたるんで開いて見えることがあります。特に頬の毛穴が目立ちやすくなります。
紫外線の影響: 紫外線によるダメージが蓄積し、皮膚の老化を進めます。これにより、肌が硬くなり、毛穴が広がりやすくなります。冬でも日焼け止めは10代から習慣にしてほしいです。

肌のたるみ: 40代以降は皮膚全体のたるみが進行し、毛穴が縦長に広がる「たるみ毛穴」が目立つようになります。これは、肌の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンの減少が主な原因です。
乾燥と皮脂分泌の低下: 年齢とともに皮脂の分泌量も減少し、肌が乾燥します。このため、毛穴周囲の肌が硬くなり、毛穴がより目立つようになります。
ターンオーバーの遅れ: 肌のターンオーバー（新陳代謝）が遅れることで、古い角質が毛穴に溜まりやすくなり、それが毛穴の開きを助長します。脂性肌の大人は40代でも角栓に悩みます。取るより防ぐケアをしなければ毛穴は広がるばかりです。